「インスタに“地図”が表示されてる…」
「これって私の居場所バレてない?」
Instagramの新機能として登場した「地図共有機能」は、これまでの位置情報付き投稿とは異なり、ダイレクトメッセージ(DM)画面から位置情報を共有できる新しい仕組みです。
アプリを最新版にアップデートすると、DM画面の上部に「地図」というボタンが表示され、それをタップすることで機能の利用が開始されます。
この機能では、現在地をリアルタイムで共有する相手をあらかじめ選べるため、不特定多数に見られることはありません。共有対象は「相互フォローの相手」「親しい友達」などから選択でき、プライバシーへの配慮がされた設計になっています。
一方で、現在地をリアルタイムで送信する機能であるため、使い方を誤るとリスクも伴います。たとえば、必要以上に長時間共有を続けてしまったり、共有範囲を曖昧に設定してしまうと、自宅や行動パターンが特定される可能性もあります。
便利な一方で、共有範囲やタイミングの管理を慎重に行うことが、安心して活用するポイントです。
- Instagramの地図共有機能の仕組みと安全な使い方
- 位置情報の設定方法とプライバシー対策
- 地図機能で注意すべきリスクと投稿前のチェックポイント
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インスタに「地図共有機能」が追加!便利だけど注意も必要?

Instagramの最新アップデートで、ダイレクトメッセージ(DM)画面に「地図」ボタンが新たに追加されました。
このボタンをタップすると、自分の現在地を特定の相手にリアルタイムで共有できる機能が表示されます。
位置情報の共有は、以下のような使い方ができます。
- 相互フォロー中の友達に今いる場所をリアルタイムで共有
- 待ち合わせ時に現在地を見せ合う
- おすすめの店やスポットにいることをDMで伝える
共有する相手は、以下から選択可能です。
- 相互フォロワー(双方向でフォローしているユーザー)
- 親しい友達リストに登録されたユーザー
- 個別に指定したユーザー
ただし、便利な反面、共有範囲の設定を誤ると、自宅や生活圏が把握されるリスクもあります。
共有は手動でオン・オフでき、一定時間が経つと自動的に解除される仕組みもあるため、安全に使うためには共有時間と相手の管理をしっかり行うことが重要です。
Instagramの地図共有機能とは?
Instagramには現在、2つの異なる「地図に関する機能」が存在します。ひとつは投稿に位置情報をつけることで自動的に地図に表示されるUI、もうひとつがダイレクトメッセージ画面から現在地をリアルタイム共有する「地図共有機能」です。ここでは前者、位置情報付き投稿が地図にどう表示されるかを中心に解説します。
位置情報付き投稿が自動で地図に表示される仕組み
Instagramでは、投稿時にスポット名や場所を追加すると、その投稿がInstagram内の地図上に反映される仕組みになっています。
これはリアルタイム共有ではなく、あくまでユーザーが明示的に選んだ場所情報に基づいて地図上に表示されるものです。
- 投稿後でも位置情報を編集・削除することが可能
- 非公開アカウントの投稿は、フォロワー以外には表示されない
- 投稿に位置情報をつけない限り、地図上には表示されない
インスタの「地図」タブで近くのスポットや投稿が見える新UI
インスタアプリの「発見」タブ右上にある地図アイコンからアクセスできる「地図」タブでは、周辺の人気スポットや店舗、カフェ、観光地などに紐づく投稿を地図上で一覧表示できます。
- エリアごとに投稿を探せるため、飲食店検索などにも便利
- 「人気」「最新」の切り替えが可能で、スポットごとの投稿を時系列で確認できる
- ハッシュタグ検索との連携で、地図上に絞り込んだ検索結果が表示されることもある
視覚的に投稿を楽しむ新しい探し方として、旅行やお出かけ先での活用が広がっています。
ノートやDM機能との連携もスタート
Instagramでは、投稿だけでなく、ノート機能やダイレクトメッセージ(DM)機能にも位置情報との連携が進んでいます。
これにより、「今ここにいるよ」といった短いメッセージや会話の中でも、場所の情報をスムーズに共有できるようになりました。
- プロフィール欄の上に表示されるノートに、位置情報付きのメッセージを投稿可能
- 「親しい友達」や「相互フォロワー」など、限定された相手だけに見せる設定が可能
- 会話のきっかけや「今どこにいるか」をさりげなく伝える手段として活用されている
- 会話中にスポットや施設名を送信すると、リンク付きの地図情報として相手に届く
- 待ち合わせ場所の共有やおすすめスポットの紹介に便利
- Instagramの現在地共有機能は一方向の共有に対応しており、Googleマップのように相互の位置を同時に地図上で確認する機能は搭載されていない
このように、Instagramは「地図機能」を投稿だけでなくコミュニケーションの一部にも取り入れることで、より使いやすく進化しています。
インスタの位置情報共有はリアルタイム?誤解されやすいポイント
Instagramの地図表示や位置情報機能が増えたことで、「今いる場所が勝手にバレるのでは?」と不安になる人も少なくありません。
しかし、実際にはリアルタイムで現在地が公開されるケースは限定的です。仕組みを正しく理解すれば、安心して使うことができます。
ポイント①|現在地が即バレするわけではない
インスタには「自動で現在地が公開される機能」はありません。
リアルタイムの位置情報が共有されるのは、DM上で手動で共有した場合のみです。
- アプリを開いているだけで現在地が表示されることはない
- フォロワーに「今ここにいるよ」と伝わるのは、自分が選んだ場合だけ
- ノートや投稿でも、位置情報を付けなければ場所は表示されない
ポイント②|投稿に位置情報をつけた場合のみ「地図」に反映
Instagramの地図タブに投稿が表示されるのは、その投稿に手動で「場所」を設定した場合のみです。
- 自動的に地図に載ることはない
- 逆に、明確にスポットを設定すると地図にピンが立つ
- 過去の投稿も編集から位置情報を削除すれば地図から非表示にできる
ポイント③|自動共有ではなく、設定次第でコントロール可能
位置情報の共有は、ユーザーの操作次第でいつでもオン・オフが切り替え可能です。
- DMでの現在地共有は、相手や共有時間を自分で設定できる
- 投稿やノートも、共有先や公開範囲を選べる
- 公開アカウント・非公開アカウントの違いでも見え方が変わる
正しく設定すれば、必要なときだけ共有して普段は非表示に保つことも可能です。
位置情報の公開範囲とフォロワーの見え方を理解しよう
インスタで位置情報を共有するとき、「誰に、どこまで見えているのか」を理解しておくことはとても大切です。
特に、地図タブやノートなどの機能では、公開範囲が異なるため注意が必要です。
誰に見られる?「共通のフォロワー」表示の仕組み
Instagramの地図上では、共通のフォロワーが投稿したスポットが優先的に表示される仕組みになっています。
- 自分と共通のフォロワーがいる投稿は目立ちやすくなる
- 「○○さんもここに投稿しています」と表示されることもある
- 関係性がある人ほど、自分の投稿が見られやすくなる傾向あり
思わぬ知人に行動範囲が知られてしまうこともあるため、場所設定は慎重に選ぶのが安心です。
非公開アカウントの投稿はどう表示される?
非公開アカウント(鍵アカ)の場合、地図に投稿が表示されても内容を見られるのはフォロワーだけです。
- 地図上にピンは立つことがあるが、詳細は非表示
- フォロワー以外のユーザーには投稿内容が見えない
- 地図上に表示させたくない場合は、投稿から位置情報を削除すればOK
非公開でも位置情報をつければ表示の痕跡は残ることがあるので注意が必要です。
ノートに投稿した位置情報の表示範囲も要チェック
ノート機能では、軽いメッセージ感覚で位置情報を含めて投稿できますが、公開範囲が限定されていないと危険です。
- ノートの表示範囲は『フォロワー全体』または『親しい友達』のいずれかを選択可能
- 相互フォロワーだけに限定する設定は現時点では存在しない
- 投稿内容+位置情報で「今どこにいるか」が推測される可能性あり
- 特定の相手にだけ見せたいときは「親しい友達」設定が安全
気軽に使える機能だからこそ、誰に見られるかを常に意識して使うことが大切です。
インスタの位置情報機能をオフにする設定方法【アプリ&スマホ別】
Instagramの地図共有機能は便利ですが、プライバシーが気になる場合は位置情報の設定を見直すことが重要です。アプリ内の操作に加えて、スマホ本体の設定でも制御が可能です。ここでは、アプリ・iPhone・Android別の無効化手順を解説します。
アプリ内で「地図」機能を非表示モードにする手順
Instagramアプリでは、投稿ごとに位置情報をつけない選択が可能です。
地図に表示させないためには、投稿時の操作がポイントになります。
- 写真や動画を投稿する際、「場所を追加」を選ばない
- すでに投稿したものは「…」→「編集」→スポット名の右側「×」で削除
- ストーリーズやノートも同様に、位置情報スタンプや地名を避ける
地図タブを完全にオフにする設定はありませんが、投稿時に位置情報を省略することで表示されなくなります。
iPhoneでインスタの位置情報をオフにする手順
iPhoneの場合は、「設定」アプリからInstagramの位置情報アクセスを制限できます。
- 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」へ進む
- アプリ一覧からInstagramを選択
- 「なし」を選択することで、位置情報の取得を完全にブロック
これにより、投稿時に位置情報を追加する選択肢自体が表示されなくなります。
Androidでインスタの位置情報をオフにする手順
Androidでも同様に、端末側でアプリの位置情報アクセスを制限可能です。
- 「設定」→「アプリ」または「アプリ管理」からInstagramを選ぶ
- 「権限」→「位置情報」をタップ
- 「許可しない」に設定
さらに、Androidでは位置情報の精度を下げる設定や、一時的なアクセスのみ許可するモードも選択可能です。プライバシーを重視した使い方をしたい方は、一度見直しておくと安心です。
過去の投稿から位置情報を削除・非表示にする方法
すでにアップしてしまった投稿も、あとから位置情報を消すことで地図への表示を防ぐことができます。操作はシンプルですが、すべての投稿を見直すには手間がかかるため、特にプライベートな場所に関する投稿は優先的に確認するのがおすすめです。
投稿編集から位置情報を削除するステップ
インスタでは、投稿後でも位置情報を編集・削除可能です。以下の手順で個別に削除できます。
- プロフィール画面から対象の投稿を開く
- 右上の「…(三点メニュー)」をタップ
- 「編集」を選択
- 投稿上部にあるスポット名(位置情報)をタップし、「×」で削除
- 「完了」または「チェックマーク」で保存して完了
この操作で、地図共有からも自動的に除外されます。投稿内容には影響がなく、キャプションや画像はそのまま残ります。
地図への表示を止めたいときの対応策まとめ
地図機能そのものをオフにすることはできませんが、表示をコントロールするために取れる対応策はあります。
- 位置情報付き投稿をすべて見直し、削除する
- 公開範囲を「非公開アカウント」に切り替える
- 特定の投稿をアーカイブして、プロフィールや地図から非表示にする
- 投稿前に「場所追加」を極力避ける運用にする
これらを徹底することで、生活圏やプライベートな行動範囲の可視化を最小限に抑えることが可能です。
「地図」機能で注意すべきプライバシーリスク
Instagramの地図共有機能は便利で魅力的ですが、使い方を誤ると個人情報や生活パターンが意図せず漏れてしまうリスクもあります。とくに日常的に位置情報をつけて投稿している方は、自分の「行動範囲」が蓄積されていくことに注意が必要です。
リスク①|位置情報の積み重ねで「家バレ」「生活圏バレ」の可能性
何気なく投稿したカフェや駅、ジムの位置情報でも、繰り返し投稿することで自宅や通勤ルートが特定されることがあります。
- 毎回同じ駅や施設をタグ付けしていると、生活リズムが読み取られる
- 近所のコンビニやスーパーを繰り返し投稿していると、居住エリアが推測される
- 特に「夜の投稿」や「早朝の最寄り」は注意。プライバシーが丸見えになる恐れも
このように、単発の投稿では問題がなくても、複数の位置情報が“つながる”ことで個人特定に至るケースがあります。
リスク②|日常的な投稿が思わぬ情報漏洩につながる
フォロワー向けに共有したつもりの投稿でも、第三者が間接的に閲覧する可能性があります。とくに公開アカウントの場合は、知らない人に生活情報を渡しているような状態になっていることも。
- 公開投稿で「よく行く場所」を紹介していると、待ち伏せやストーカー被害のリスクが上がる
- ノート機能やストーリーズに気軽に現在地を載せるのも要注意
- 自宅や職場に近い場所を投稿する際は「場所タグなし」での投稿が安全
特に女性やお子さんのいる家庭では、位置情報を慎重に扱うことが安心・安全なインスタ運用につながります。
投稿前にチェックしたい3つのポイント
Instagramに写真や動画をアップする際、うっかり位置情報を公開してしまうと、プライバシーリスクにつながる可能性があります。
とくに地図機能が強化された今、投稿前に次の3点を確認しておくことで、安全にインスタを楽しめます。
①「場所を追加」機能を使っていないか確認する
- 投稿時に自動的に位置情報が付くことはありませんが、うっかり「場所を追加」をタップしているケースも多いです。
- 地名が入っていれば、それがそのまま地図に反映されるため、非公開にしたい場所では未設定のまま投稿するのが無難です。
②写り込んだ背景に個人情報が含まれていないか確認する
- 店名、通学路、駅名、自宅付近の建物など、写真の中に個人を特定できるヒントが写り込んでいないか要注意です。
- 投稿前に拡大表示し、無意識の“場所バレ”が起きていないかチェックしましょう。
③アカウントの公開設定とフォロワー範囲を再確認する
- アカウントが公開設定(誰でも見られる)になっている場合、地図に表示された投稿も広く閲覧可能になります。
- 投稿内容や位置情報の共有範囲を絞りたい場合は、非公開アカウントへの切り替えや、フォロワーの整理も検討しましょう。
よくある質問(FAQ)
Instagramの地図共有機能に関しては、使い方や見え方に不安を感じるユーザーも多いようです。ここでは、特に多く寄せられる3つの疑問について、安心して使うためのポイントと注意点をわかりやすく解説します。
Q:インスタの地図で現在地はバレる?
リアルタイムの現在地が勝手に共有されることはありません。
Instagramは、投稿時にユーザーが手動で位置情報を追加した場合のみ地図上に反映される仕組みです。アプリを開いているだけで位置情報が表示されることはありません。
- 現在地が自動で送信・表示されることはない
- 投稿時に「場所を追加」しなければ地図に表示されない
- フォロワーや他人にリアルタイムの居場所を知られることはない
Q:位置情報をオフにしても投稿が表示されることはある?
スマホの設定で位置情報をオフにしていても、投稿時に手動で場所を追加すると表示されることがあります。
- 端末のGPS機能がオフでも、ユーザーが手入力で位置を設定すれば地図に反映
- 完全に非表示にしたい場合は「場所を追加」自体を行わないことが重要
- 設定の組み合わせ次第で“意図せず表示される”ことがあるため要確認
Q:誰かの投稿が勝手に地図に載っているのはなぜ?
投稿者が位置情報をつけた場合、自動的に地図へ表示されるためです。
これはInstagramの仕様によるもので、外部が無断で位置情報を追加することはありません。
- 地図表示は投稿者本人が場所を設定した結果
- タグ付けされたスポットのまとめ表示で見えることもある
- 投稿者が気づかず位置情報をつけていたケースも多い
インスタの位置情報共有は設定次第で安心して使える
Instagramの地図共有機能は、単なる投稿補助機能ではなく、ユーザーの行動やライフスタイルまでも可視化できるほどの影響力を持っています。
だからこそ、「便利そう」と何気なく使うのではなく、位置情報の扱いに意識を向けることがこれまで以上に重要です。
日々の投稿が自宅や通勤ルート、生活習慣の特定につながってしまえば、プライバシー侵害や安全面のリスクにも発展しかねません。一方で、設定を適切に管理できていれば、地図機能は安心かつ効果的なコミュニケーションツールとして活用できます。
インスタは使い方次第で「楽しい」だけでなく、「安心」も手に入るSNSです。
投稿前のひと手間と、設定の見直しが、あなたの情報を守る最大の防御策になります。
不安な人はまず「位置情報の見直し」から
- スマホの設定やアプリ内の「場所追加」をオフにする
- 非公開アカウントやフォロワーの整理で、見せたい人だけに届くようにする
- 過去の投稿を確認し、不要な位置情報があれば削除する
位置情報に不安を感じたら、まずは設定を見直すことから始めましょう。それだけでも、リスクの大半は回避できます。
地図機能を味方にすれば、もっと楽しく安全にインスタを使える
- 周辺のおすすめスポットを探すときに便利
- フォロワーと気軽にお店や観光地の情報を共有できる
- ビジネス利用でも「発見されやすい投稿づくり」に役立つ
「見せる場所」「見せない場所」を自分でコントロールできれば、地図機能はむしろ強力な味方になります。
地図をうまく活用することで、より豊かなSNS体験が実現できます。
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