フォロワーを増やすために「いいね周り」を検討していませんか?
かつては有効な戦略とされていたこの手法が、現在のインスタグラムでは重大なリスクをもたらします。
むやみに「いいね」を連発するとアカウント規制の対象となり、最悪の場合はアカウント停止という事態に発展することも。
本記事では、いいね周りの危険性と規制のメカニズム、そして規制を受けた場合の対処法を解説します。
さらに、安全で持続可能なインスタグラム運用戦略もご紹介。アカウントを守りながら効果的に成長させるための正しい知識を身につけていただけます。インスタグラムでの成功を目指すなら、ぜひ最後までお読みください。
インスタで”いいね周り”をしてはいけない理由
インスタで”いいね周り”をするとかかる規制
インスタで”いいね周り”をして規制にかかった時の解除方法
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インスタの「いいね周り」とは

いいね周りは他のアカウントにいいねをして周る行為の事を指します。
かつてはインスタグラム成長戦略の王道とされていましたが、今では多くの問題点が指摘されています。
この章では「いいね周り」の基本的な仕組みから、広まった背景、そして現在のインスタグラムでなぜ避けるべきなのかを詳しく解説していきます。
そもそも「いいね周り」ってなに?
「いいね周り」とは、他のアカウントにいいねをして周ることで、いいねをしたアカウントのユーザーに通知がいきます。そこから自分のアカウントに興味を持ってもらい、自分のフォロワーや投稿を見てくれる人を増やすことができる仕組みです。
インスタでいいね周りが広まった背景と理由
いいねをもらうと、相手の投稿にもいいねを返さないといけないと思わせる返報性の原理が働きます。いいねをもらった人は、無意識のうちに「お返しをしなければ」という気持ちが生まれるのです。
少ない労力で大きなエンゲージメントを生み出せると考えられ、インフルエンサーやマーケターの間で爆発的に広まりました。特に2018〜2020年頃には「フォロワー1万人達成テクニック」として様々なSNS攻略情報でも紹介される定番テクニックでした。
現在のインスタ運用でいいね周りはやってはいけない?
結論:現在のインスタグラムでは「いいね周り」は危険な戦略です。
最新のインスタグラムのアルゴリズムといいね周りは相性が悪く、むしろアカウント成長を妨げる要因になりかねません。
インスタグラムは明確にこうした「機械的な行動」を検知する精度を高めており、いいね周りなどを自動化するサードパーティアプリの使用は利用規約違反として厳しく取り締まられています。
いいね周りで獲得した閲覧者は投稿を2~3記事程度のみしか閲覧しないのでアカウントの投稿がしっかりしていないと小手先のみのフォロワーになってしまいます。小手先のみのフォロワーは離脱率も高く、結果的にフォローを継続してもらえる可能性も引くなります。
短時間で多くのいいねを行うと、アカウント制限のリスクが高まるだけでなく、獲得できるフォロワーの質も大きな問題です。
いいね周りで集めたフォロワーの多くは「義理フォロー」の性質が強く、あなたの投稿内容に本当の興味を持っていないため、投稿を2〜3記事程度しか見ず、すぐにフォローを解除してしまいます。
このような「回転ドアフォロワー」は、長期的にアカウントの健全な成長を阻害し、インスタグラムのアルゴリズム評価も下げる要因となってしまうのです。
インスタの「いいね」と「フォロー」の上限について
インスタグラムでは安全なプラットフォーム維持のため、様々なアクション制限を設けています。
この章では知らないと危険な「いいね」と「フォロー」の上限について詳しく解説し、アカウント制限を避けるための具体的な数値と対策を紹介します。
インスタでは1日あたりのフォローやいいね数の上限は正式に公表されていません。これは悪用防止のための戦略的な判断です。しかし、多くのユーザー経験から次のような目安値が把握されています。
いいね:1時間あたり約100アクション、1日あたり300〜500アクション
フォロー:1時間あたり約30〜50アカウント、1日あたり150〜200アカウント
重要なのは、これらの数値は絶対的なものではなく、あなたのアカウントの状況(アカウント年齢、過去の行動履歴、フォロワー数など)によって大きく変動する点です。
新しく開設アカウントほど制限は厳しく、長期間健全に運用されているアカウントほど多少の余裕があります。
プラットフォームが設定している各種アクション制限がある
アカウントに不審な動きがあるとアクション制限がかかる場合があり、最悪の場合アカウントが永久的に使えなくなってしまうなどの厳しい処分もあるため、利用規約は遵守しましょう。
インスタグラムのアルゴリズムは、不自然なアクティビティを高精度で検知します。
短時間での集中的なアクション: 5分間に50いいねなどの急激な行動パターン
機械的な繰り返し: 同じパターンで定期的に行われるアクション
24時間での総アクション数: 日ごとの総アクション数が一定値を超えた場合
これらが検知されると、軽度の制限から始まり、繰り返し違反すると最終的にはアカウント永久停止といった厳しい処分に発展する可能性があります。
なんでインスタは上限設定をしているの?
ガイドラインに違反している悪質なユーザーを取り締まるためにインスタは上限を設定しています。
スパム対策: ボットや自動化ツールによる大量アクションの防止
プラットフォームの健全性維持: 真の交流を促進し、機械的行動を抑制
ユーザー体験の保護: 過剰な通知やスパム行為からユーザーを守る
マネタイズの健全性: インフルエンサーマーケティングの信頼性確保
こうした制限は、実は一般ユーザーの体験を守るために必要不可欠な仕組みなのです。
アクション制限に違反した場合に起こること
アクション制限を受けると以下の動作が一時的に使用できなくなる場合があります。
初期段階: いいねやフォローなどの特定アクションのみ制限
中間段階: 投稿やコメント、DM送信なども含めた広範な制限
重度制限: アカウント全体の一時凍結
最終段階: アカウント永久停止
特に注意すべきは、一度制限を受けたアカウントは「要監視アカウント」としてマークされ、その後の行動にはより厳しい基準が適用される点です。
「いいね周り」のリスクと問題点

いいね周りは一見効果的な戦略に思えますが、実際には多くのリスクと長期的な問題を引き起こします。
ここでは、、いいね周りの4つの重大なリスクについて詳しく解説します。
問題点①|不自然な活動によるアカウント制限・停止のリスク
インスタグラムの高度なAIアルゴリズムは、不自然なアクティビティパターンを高精度で検知します。
⚠️ 危険信号となる行動
- 短時間での集中的ないいね(例:15分間に70以上のいいね)
- 時間帯に関係なく機械的に繰り返されるアクション
- 関連性の低い多種多様な投稿へのランダムないいね
このような行為は、インスタグラムからスパム行為と思われ、不審なアカウントとして判断されてしまいます。
不審な動きをしているアカウントはアクション制限にかかったり、最悪の場合は停止になるリスクが高まります。
問題点②|質の悪いエンゲージメントが長期的なアルゴリズム評価を下げる
いいね周りで獲得したフォロワーは、いいねのお返しとして投稿を見にきている場合が多いため、あなたのコンテンツに本当の興味を持っていないことが多いです。
- 投稿への滞在時間が極めて短い(数秒程度)
- インタラクション率が著しく低い(いいねやコメントをほとんどしない)
- 保存やシェアをほとんど行わない
インスタグラムのアルゴリズムはこれらの指標を総合的に評価し、「この投稿は価値が低い」と判断してしまいます。
その結果、投稿が新しいユーザーのおすすめや発見ページに表示される機会が大幅に減少し、アルゴリズム評価を下げることとなります。
問題点③|コンテンツの質よりもフォロワー数を優先する姿勢がブランドの価値を下げる
特にビジネスアカウントにとって、これは致命的な問題となります。
誤ったターゲティングが発生し、本来アプローチすべきターゲット層とは全く異なるフォロワーが増えることで、せっかくのマーケティングメッセージの効果が分散してしまいます。
また、質の低いフォロワーはブランドイメージを希薄化させ、長期的なブランド構築の大きな障害となります。
さらに深刻な問題として、フォロワー数は見た目上増えたとしても、実際の商品購入や問い合わせなどの具体的な行動(コンバージョン)にはほとんど結びつかないため、ビジネス成果に直結しないという本質的な課題が生じてしまうのです。
いいね周りは短期的にエンゲージメントを獲得できるため、ついやってしまいがちですが、長期的に見ればインスタグラムアカウントの健全な成長を妨げる要因となるため注意しましょう。
「いいね周り」による規制がかかった場合の症状と対処法

「いいね周り」などの行動制限違反によってアカウントに規制がかかると、さまざまな症状が現れます。
ここでは規制の種類と具体的な警告内容から、アカウント回復までの適切な対処法までを詳しく解説します。
規制を受けた際の冷静な対応方法を知っておくことで、アカウントへのダメージを最小限に抑えることができます。
規制の種類と表示される警告
インスタグラムの規制は段階的に適用されます。
利用の一時制限では「このアクションは現在制限されています」や「機能の一時停止」といった警告が表示されます。この警告はシグナルであり、行動を改めなければより厳しい制限に発展します。
多くの場合、24時間程度で自動解除されます。
より重度の閲覧制限では、いいねやフォローだけでなく、インスタグラム自体の閲覧機能まで制限されます。「エラーが発生しました」と表示され、コンテンツを見ることもできなくなります。
この制限は数日から一週間続くこともあり、アカウントの信頼性が大きく損なわれます。
アカウント回復の対処方法
規制を受けた場合の最も効果的な対処法は何もせず待つことです。
制限が解除されるまで操作を控え、アルゴリズムがアカウントを「安全」と再評価するのを待ちましょう。
心当たりがなく誤って規制された場合は、警告メッセージの「問題を報告」から状況を説明するか、ヘルプから問題報告することも可能です。
ただし、実際に違反していた場合は、誠実に状況を認め改善を約束する姿勢が重要です。
規制を機に、一時的な成長より長期的な信頼構築を重視するアカウント運用を検討しましょう。
インスタサポートに伝えて解除する方法
アカウントの制限に心当たりなく規制されてしまった場合は、警告文にある左下の「問題を報告」を押してインスタに制限を解除してもらいましょう。
また、ヘルプ画面から問題を報告をえらんで解除してもらう方法もあります。
「いいね周り」をやめて、オーガニックでアカウントを成長させよう

アカウント制限の心配のないオーガニックなアカウント運用がおすすめです。オーガニックなアカウント運用とは何か、おすすめのアカウント運用方法をご紹介します。
戦略①|ターゲット層に響く質の高いコンテンツを継続的に発信する
まずこのアカウントは誰に何を届けたいアカウントなのかターゲットをはっきり決めましょう。
商品やサービスを実際に必要としている人が求める情報を提供できると、質の高いアカウントだとインスタグラムに認識され、おすすめ欄に表示されやすくなります。
また、デザインや配色などを統一して投稿するのも効果的です。視覚的に一貫性のある投稿は閲覧者の目に留まりやすく、印象に残ります。
アカウントによっては、独自性やエンターテイメント性を重視し、特定のニッチなターゲット層を狙って差別化するアカウント運用方法も有効です。
戦略②|適切なハッシュタグ選定を徹底する
ハッシュタグとは、「#」マークの後にキーワードを入れたものです。
最新のインスタグラムでは、検索ツールだけでなくコンテンツのジャンル認識にも重要な役割を果たしています。
適切なジャンルのハッシュタグを使用することで、インスタグラムはあなたの投稿のカテゴリーを認識し、興味が一致するユーザーに表示しやすくなります。
効果的な戦略としては、ニッチな具体的タグと一般的なタグをバランスよく混ぜることです。
例えば「#料理」だけでなく「#ヘルシーランチ」など、詳細なジャンル指定で関心のあるユーザーに届きやすくなります。
オリジナルブランドタグも効果的ですが、過剰なハッシュタグ使用はスパム行為と見なされる可能性があります。投稿ごとに5〜10個程度の関連性の高いタグに絞ることをお勧めします。
戦略③|丁寧なコメント返し・参加型企画で交流を大切にする
コメントに丁寧に返信することも効果的です。
返信があるとコメントした人は喜び、継続的な関わりにつながります。
また参加型企画を開催することでフォロワーとの交流が生まれ、自然にアカウントの投稿に関心を持ってもらえます。
参加型企画の例としては、指定ハッシュタグでの投稿キャンペーン、特定投稿への「いいね」、アカウントフォロー、コメント参加などがあります。プレゼントを用意すると、ユーザーが自発的に拡散するため自然と注目を集められます。
無料で参加できるため、参加障壁が低いのも魅力です。
戦略④|近いジャンルのアカウントとコラボして自然な相互成長をする
運用しているアカウントに関係のあるジャンルの近いアカウントとコラボするのがおすすめです。
フォロワーやターゲット層が似ていると、自然とお互いのアカウントの成長を高めあうことができます。
インスタのコラボ機能を機能を使えば、一つの投稿を二つのアカウントに共同投稿できます。別々で投稿するよりも多くのフォロワーの目に止まるので、コラボアイテムなどの紹介におすすめです。
まとめ:持続可能なインスタ戦略をするには
Instagram運用において、オーガニックで自然なアカウント成長が最も効果的であることは間違いありません。
しかし現実には、質の高いコンテンツ制作と戦略的な運用を同時に行うことは、時間的にも技術的にも大きな負担となります。
効果的な投稿を継続的に作成しながら、最新のアルゴリズム変化に対応し、適切なハッシュタグ戦略を練り、コミュニティとの交流を深めていくには、専門的な知識と多大な労力が必要です。
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