【2025年保存版】インスタ音楽の著作権完全ガイド|安全に使える方法と注意点

アイキャッチ

「インスタにBGMをつけたら著作権違反って言われた…」
「投稿の音源が利用できませんと出て削除されてしまった」
「ビジネスで音楽を使っても大丈夫?」

Instagramの音楽機能は便利ですが、著作権の取り扱いを正しく理解していないと投稿がブロックされたり、最悪アカウント停止に発展することもあります。

特にビジネスアカウントや広告利用をしている方は、著作権のルールを正確に把握することが不可欠です。

この記事では、インスタで音楽を使う際の著作権の基本知識、安全に使える方法、侵害リスクと対処法、フリー音楽の活用法までをわかりやすく解説します。これさえ読めば、著作権トラブルに悩まずに音楽を活用できるようになります。

この記事でわかる事

インスタで音楽を使う際の著作権基礎知識

インスタで安全に音楽を使う5つの方法

アカウントタイプ別|インスタの音楽著作権の注意点

目次

インスタで音楽を使う際の著作権基礎知識

音符とSONGと書かれた画像

Instagramの音楽機能は便利ですが、使う曲によっては著作権に違反してしまう可能性があります。

音楽の著作権とは、作曲家・作詞家・演奏者・レーベルなどが持つ知的財産権のこと。

インスタではMeta(旧Facebook)との契約によって提供される音楽ライブラリを使うことで、これらの権利をクリアした状態で音楽を利用できます。

インスタで使える音楽と使えない音楽の違いは?

Instagramでは、すべての音楽が自由に使えるわけではありません。使えるかどうかは、インスタ側で著作権処理がされているかどうかで決まります。

一般的に、公式ミュージックライブラリにある楽曲は使用可能ですが、それ以外の曲は許可が必要です。

インスタグラムで使える音楽の特徴
  • Instagram内の検索で出てくる公式音源
  • 曲名の横に「音源マーク」や「トレンドマーク」がある
  • Metaが権利処理を済ませた楽曲(提携レーベル)
インスタグラムで使えない音楽の例
  • スマホ内に保存している市販の楽曲
  • 外部アプリで編集したBGM付き動画(未許諾の場合)
  • 楽曲使用の許諾が取れていないインディーズ曲など

正規のライブラリから選ぶことで、著作権トラブルを避けられます。

インスタ音楽機能とレーベル契約の仕組み

Instagramで音楽が使える背景には、Meta社と世界中の音楽レーベルとのライセンス契約があります。この契約により、一定の条件を満たした楽曲が「公式ライブラリ」として提供されているのです。

レーベル契約の主な仕組み
  • Metaはユニバーサル・ソニー・ワーナーなど大手レーベルと契約
  • 提供された楽曲のみがInstagramで公式に利用可能
  • 利用範囲(商用OK/非商用のみ)や国による制限もある

また、ビジネスアカウントでは一部の楽曲が使用不可になることがあります。

これは商用利用として認識され、使用ライセンスの範囲外となるためです。

音楽の提供元とInstagramの契約関係を理解しておくと、制限の理由や機能の違いが明確になります。

インスタで安全に音楽を使う5つの方法

音楽スタジオ

Instagramで音楽を使うとき、著作権違反を避けるには「公式機能」「適切な音源の選択」がポイントです。以下の5つの方法を意識すれば、安心して音楽付きの投稿ができます。

方法①|インスタ公式のミュージックライブラリを活用する

Instagram内で提供されている音楽は、すべてMeta社が著作権処理を行った楽曲です。最も安全に使える方法は、この公式ミュージックライブラリから選ぶことです。

ミュージックライブラリの利用方法
  • ストーリーやリール作成時、「ミュージック」スタンプや音符アイコンをタップ
  • 検索欄から楽曲を探す
  • トレンド楽曲やカテゴリ分けされた一覧から選ぶ

この方法であれば、著作権トラブルのリスクはほぼゼロです。

方法②|著作権フリーの音楽素材を利用する

YouTubeオーディオライブラリやBGM配布サイトで提供されている著作権フリー(ロイヤリティフリー)音源を使えば、安全に音楽を投稿できます。

著作権フリー音源の活用ポイント
  • 商用利用可のライセンスが付いたものを選ぶ
  • 「クレジット表記不要」など条件を確認
  • 投稿前にインスタで音声付き動画としてアップ可能かチェック

ライセンス条件をしっかり守ることが大切です。

方法③|使用許可を得た音楽のみ使用する

もしどうしても特定の楽曲を使いたい場合は、著作権者から直接使用許諾を得ることで合法的に使用可能です。ただし手間も費用もかかるため、ビジネス利用など限定的な場面におすすめです。

使用許諾の取り方
  • アーティスト本人またはレーベルに直接連絡
  • 楽曲管理団体(JASRACなど)を通じた申請
  • 契約書や許可メールを証拠として保管

非営利の個人利用であっても、無許可の使用は違法になる可能性があります。

方法④|著作権の消滅した古い楽曲を活用する

著作権は永遠ではなく、原則として著作者の死後70年を経過すると消滅します。こうした「パブリックドメイン」音楽は自由に使うことができます。

著作権が消滅して自由に使える音楽の例
  • クラシック音楽(例:モーツァルト、ショパン)
  • 日本の唱歌(例:「ふるさと」「赤とんぼ」など)
  • パブリックドメインと明示された音源

ただし、演奏・編曲の著作権が新たに発生している場合があるため、使用前に音源の出どころも確認を行いましょう。

方法⑤|自分で作った音楽やサウンドを使う

自作の音楽や自分で録音したサウンドであれば、当然著作権侵害にはなりません。オリジナルBGMは自由度が高く、ブランディングにも有効です。

活用例
  • 自宅で録音した演奏やナレーション
  • オリジナルBGMをDAWなどで制作
  • 無料録音アプリで収録して投稿に挿入

クリエイターやブランド発信者には特におすすめの方法です。

【要注意】インスタで音楽著作権侵害になるケース

NOと書かれている画像

Instagramでの音楽利用にはルールがあります。うっかり使ってしまった音楽が著作権侵害に該当し、投稿が削除されたり、アカウントが制限されるリスクも。以下のようなケースは特に注意が必要です。

ケース①|公式機能以外で有名楽曲を無断で使用した

Instagramの外部で編集した動画に市販の音楽をBGMとして入れ、それをインスタに投稿すると著作権侵害とみなされる可能性が非常に高いです。

NG例
  • YouTubeからダウンロードした音源を動画に挿入
  • スマホに入れた音楽を動画編集アプリで合成
  • TikTokで使った音源をそのままインスタに再投稿

音源が許可済みかどうかは「Instagram内で追加したかどうか」で判断されます。

ケース②|ビジネスアカウントでの商用利用制限を無視した

ビジネスアカウントでは、著作権上の理由から使用できる音楽が制限されています。特に有名アーティストの楽曲は利用不可になるケースが多いです。

よくあるトラブル
  • 商品紹介動画に人気の音楽をつけて投稿
  • 店舗のプロモーションに有名曲をBGMとして使用
  • ライブ配信中にCD音源を流してしまう

商用利用での音楽使用は、特に厳格な制限があることを理解しておきましょう。

ケース③|音楽を改変して使用した

楽曲を一部切り取ったり、速度を変更したりする「改変行為」も、著作権法で認められていない限り違法です。加工しても著作権から逃れられるわけではありません。

改変にあたる行為の例
  • 音程・テンポを変更してアップロード
  • 一部をループ加工して繋ぎ合わせる
  • 歌詞だけ抜き出して使用する

「少しだけなら大丈夫」は危険。加工の有無に関係なく、無許可使用はNGです。

ケース④|著作権切れと思っていた音楽が実は保護されていた

著作権が切れたと思われがちなクラシック曲や童謡も、演奏者やアレンジ者に新たな著作権があるケースがあります。そのため、安易に使うとトラブルの原因に。

注意すべき点
  • 原曲はパブリックドメインでも演奏音源には著作隣接権がある
  • 編曲されたバージョンには新たな著作権が発生
  • 「無料」と表示されていてもライセンス条件を必ず確認

安全に使いたいなら、出どころが明確な音源を選びましょう。

アカウントタイプ別|インスタの音楽著作権の注意点

黒板に注意点と書かれている画像

Instagramでは、アカウントの種類によって使用できる音楽の範囲や著作権の扱いが異なります。知らずに使うと音楽が表示されなかったり、投稿が制限される原因になります。ここでは、「個人」「ビジネス」「クリエイター」の3タイプの違いと注意点を整理します。

個人アカウントでインスタ音楽を使う際の注意点

個人アカウントでは、Instagramの公式音楽ライブラリを比較的自由に使うことができます。非商用利用が前提であれば、トレンド曲も多く利用可能です。

注意ポイント
  • 商用目的の投稿に使うと規約違反になる恐れがある
  • ライブ配信での音楽使用は自動検出され、停止されることがある
  • 「個人」でもフォロワーが多い場合は取り扱いに注意が必要

私的な利用であっても、音楽の扱いには一定のルールが存在します。

ビジネスアカウントでインスタ音楽を使う際の特別な制限

ビジネスアカウントでは、使用できる音楽が大幅に制限されており、有名アーティストの楽曲が表示されないことがあります。これは商用利用が前提のため、著作権契約の条件が厳しくなるためです。

制限の内容
  • 公式ライブラリに表示されるのは主に「ロイヤリティフリー音源」
  • プロモーション・広告用投稿での音楽利用はさらに制限あり
  • 商用ライセンスが必要な場合もある

ブランド運用を行う場合は、BGM選びも戦略のひとつとして慎重に行いましょう。

クリエイターアカウントでインスタ音楽を活用するコツ

クリエイターアカウントは、個人とビジネスの中間的な位置づけで、使える音楽の幅も比較的広いです。インフルエンサーやアーティストなど、個人で活動している方におすすめの設定です。

インスタ音楽活用のヒント
  • トレンド楽曲の使用が可能で、発見タブにも乗りやすい
  • 商用色が強すぎない限り、制限は比較的少ない
  • ブランド案件の投稿ではライセンスを意識する必要あり

投稿の目的や収益性に応じて、音楽の使い方も見極めるのがポイントです。

インスタで音楽著作権を侵害した場合のリスクと対処法

BANという文字と、困った様子の人形

インスタで無断で音楽を使ってしまった場合、軽微なトラブルでは済まないケースもあります。特に繰り返し違反をすると、アカウント停止や法的リスクに発展する恐れがあります。

万が一のときのために、リスクと対処法をしっかり把握しておきましょう。

著作権侵害通知が来た時の正しい対応手順

Instagramから著作権侵害の通知が届いた場合、慌てず冷静に対処することが大切です。削除や制限が自動でかかる場合もありますが、対応次第で回避や修正が可能です。

対応手順
  • 通知内容をよく読み、対象となる投稿を確認
  • 該当の投稿は速やかに削除・非公開にする
  • 正当な使用だと判断される場合は「異議申し立て」も可能
  • 今後の投稿では必ず公式ライブラリか許諾済音源を使用する

無視せず、きちんと対応することでアカウント保全につながります。

インスタ投稿がブロックされた場合の対処法

音楽を使用した投稿が自動的にブロック・削除されることがあります。これはInstagramの著作権フィルターによる自動処理で、手動修正しないと再公開できません。

対処法:
  • ブロック通知を確認し、使用した音源が非許諾かをチェック
  • 投稿を削除し、音楽なしまたは許諾済音源で再投稿
  • 異議申し立て機能を使う場合は、正当な理由・証拠を明示

繰り返すとアカウントの信頼性が下がるため、慎重な対応が求められます。

アカウント停止リスクを避けるための予防策

著作権違反を繰り返すと、アカウント停止や利用制限といった重いペナルティが科される場合があります。そうなる前に、日頃から正しい使い方を徹底することが重要です。

アカウント利用停止を避けるための予防策
  • 音楽は必ずInstagram公式機能から追加する
  • ビジネス利用時はフリー音源または許諾取得済の音源を使う
  • 自作音源や演奏、ボイスなどを活用して安全性を高める
  • 著作権についての最新ガイドラインを定期的にチェック

著作権リスクを避けつつ、安心して投稿を楽しむための基本です。

安心して使える!著作権フリー音楽の探し方と使い方

著作権の心配をせずに音楽を使いたいなら、「著作権フリー」「ロイヤリティフリーの音源が最適です。ただし、「フリー=完全に自由」というわけではなく、使用条件を確認することが重要です。

ここでは、インスタに使いやすいフリー音楽の探し方とポイントをご紹介します。

インスタ向け著作権フリー音楽の優良サイト5選

高品質な著作権フリー音楽を配布している信頼性の高いサイトを活用すれば、商用利用にも安心です。インスタ投稿やリール動画にもぴったりなBGMを探せます。

著作権フリー音源のおすすめサイト
  • DOVA-SYNDROME(日本語対応・商用利用可)
  • YouTubeオーディオライブラリ(動画向けに最適)
  • Bensound(ジャンル豊富・無料&有料プランあり)
  • MusMus(報告不要・自由度が高い)
  • Artlist(定額制・商用利用前提の高品質音源)

各サイトの利用条件は投稿前に必ずチェックしましょう。

著作権フリー音楽をインスタに取り込む方法

Instagramの音楽機能ではフリー音源を直接検索できないため、外部で音源を動画に挿入した上で投稿する必要があります。

フリー音源を追加する方法
  • フリー音源をダウンロードして、動画編集アプリでBGMとして挿入
  • Canva、CapCut、VLLOなどの無料編集アプリが便利
  • 編集後、Instagramのリールやフィードとして投稿

アップロード前に、楽曲のライセンス表記義務があるかも確認しておくと安心です。

フリー音楽でも確認すべきライセンス条件

「著作権フリー」や「ロイヤリティフリー」と書かれていても、完全に無制限で使えるとは限りません。特に商用利用・再配布・改変に関して制限があるケースが多いため、利用前に条件をしっかりチェックしましょう。

よくある注意点
  • クレジット表記(作曲者名・出典元)を求められる場合がある
  • 改変(アレンジやループ)を禁止している場合がある
  • SNS投稿での利用はOKでも、広告目的はNGなケースもある

「安心して使える=ライセンスを正しく理解して使う」という意識が大切です。

インスタ音楽著作権に関するよくある質問

著作権に関しては疑問や不安も多く、思わぬ落とし穴もあります。ここでは、インスタユーザーからよく寄せられる著作権に関する質問と、その答えを紹介します。

質問①|友達の演奏や歌をインスタにアップしても大丈夫?

演奏者本人の許可を得ている場合は原則OKですが、演奏している楽曲の著作権が別に存在するため注意が必要です。特に有名な曲を演奏している場合、その楽曲自体の著作権に触れる可能性があります。

対処法
  • 楽曲の著作権が消滅(パブリックドメイン)しているか確認
  • 楽曲管理団体(JASRACなど)の許諾範囲を調べる
  • オリジナル楽曲であれば安心して投稿可能

演奏者の許可だけで安心せず、使用する楽曲自体の著作権も必ず確認するようにしましょう。

質問②|カバー曲をインスタに投稿しても著作権侵害にならない?

無許可のカバー投稿は著作権侵害に該当する可能性が高いです。歌詞・メロディともに著作物にあたり、演奏者自身がいても許可なく公開するのはNGです。

カバー曲を投稿する際の注意点
  • インスタはJASRAC・NexToneと契約しているが、適用範囲は限定的
  • BGMや演奏動画として投稿する場合は特に注意
  • YouTubeのようなカバー申請制度はInstagramにはない

安全性を考えるなら、カバー曲は避けるのが無難です。

質問③|BGMとして流れている音楽が入った動画はOK?

たまたま流れていた音楽が動画に入ってしまった場合でも、状況によっては著作権侵害になることがあります。意図的でなくても、自動検出システムに引っかかることも。

対応策
  • 音声をカット・差し替えるなどして投稿前に修正
  • 「音源なし」状態で投稿し、インスタ内で音楽を追加
  • 無音部分に字幕や効果音を使って演出する方法もあり

意図しない収録であっても、著作権対象の楽曲が含まれていれば侵害とみなされる可能性があるため注意が必要です。

質問④|海外の音楽と日本の音楽で著作権の扱いは違う?

基本的な著作権の考え方は世界共通ですが、管理団体や使用条件には国ごとの差があります。特に日本の楽曲は海外曲より制限が厳しいケースが多いです。

著作権の扱いの違い
  • 日本の音楽はJASRACやNexToneが管理し、使用制限が細かい
  • 海外曲でも所属レーベルや配信地域によって使用可否が異なる
  • インスタの地域設定により表示される音楽が変わることもある

日本から投稿する場合は、国内向けの著作権ルールに準拠しておくのが安心です。

まとめ:インスタで音楽を楽しく安全に使うために

スマートフォンで音楽を聴きながら微笑んでいる女性

Instagramに音楽をつけることで投稿の表現力は格段に向上しますが、著作権のルールを無視した利用は思わぬリスクを招く原因になります。

特にビジネス利用やブランド発信をしている方は、音楽の使用条件やアカウントの種類に応じた運用を心がけることが大切です。

この記事で紹介した内容を参考に、以下のポイントを押さえて運用しましょう。

  • 音楽は公式ライブラリや許諾済み音源を使用
  • アカウント種別ごとの制限を把握する
  • 著作権トラブルの対処法・予防策を知っておく
  • フリー音源サイトや自作BGMも上手に活用する

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